デリカD:5の年間維持費は、自動車税・自賠責保険・自動車重量税・軽油代を合計すると、年間8,000km走行の場合でおよそ16万円台後半が目安です。任意保険料や駐車場代は年齢や地域による差が大きいため、この目安には含めていません。
新型デリカD:5は2026年1月9日に発売され、全グレードが2.2Lクリーンディーゼルエンジンと4WDに統一されています。この記事では費目ごとの内訳と、金額が変わる条件を整理します。数値は2026年8月時点で三菱自動車公式サイトが公表しているグレード情報と、公的機関が公表している税制情報をもとにした目安です。
デリカD:5の年間維持費は8,000km走行でおよそ16万円台後半が目安になる
デリカD:5の年間維持費は、自動車税、自賠責保険料、自動車重量税、軽油代という4つの費目の合計でおおよその金額が決まります。自動車税と自賠責保険料は乗車定員やグレードにかかわらず同じ金額になりますが、重量税は車両重量、軽油代は年間走行距離によって変わります。
下表は、年間8,000km走行した場合の年換算の目安をまとめたものです。任意保険料は年齢や等級、車両保険の有無によって数万円から十数万円まで差があるため、表には含めていません。
| 項目 | |
| 自賠責保険料 | |
| 9万9,000円前後 |
表の費目を合計すると、年間8,000km走行の場合はおよそ16万7,000円台になります。2026年11月に自賠責保険料の基準料率が変わると、合計はおよそ17万円台前半に上がる見込みです。車両重量は乗車定員によって1,980kgから1,990kgの範囲で変わりますが、いずれも自動車重量税の税率区分は同じため、重量税の金額自体は変わりません。また、重量税は新車購入時に3年分、以降は車検のたびに2年分をまとめて納める仕組みのため、実際の支出は毎年均等ではなく、車検の年に重くなる点も踏まえておくと判断しやすくなります。
自動車税は総排気量2.267Lの区分で年4万3,500円になる
デリカD:5の自動車税は、どのグレードを選んでも年間4万3,500円が目安です。三菱自動車公式サイトの主要諸元によると、デリカD:5の総排気量は2,267ccで、2L超2.5L以下の区分に該当します。東京都主税局が示す税率表では、この排気量区分かつ2019年10月1日以降に初回新規登録を受けた自家用乗用車の年額は4万3,500円とされています。
新型デリカD:5は2026年1月の発売以降に登録された車両のみが存在するため、当面は旧税率を気にする必要はありません。中古で以前のモデルのデリカD:5を検討する場合は、登録日によって税額が変わる可能性があるため、車検証や販売店の説明で登録日を確認しておくと安心です。
自動車重量税はエコカー減税の対象外になりやすく、車検のたびにまとめて発生する
デリカD:5の自動車重量税は、車両重量に応じた税額がそのまま適用される可能性が高くなります。三菱自動車公式サイトの主要諸元によると、デリカD:5の車両重量は8人乗りで1,990kg、7人乗りで1,980kgで、いずれも自動車重量税の「1.5t超2t以下」の税率区分に該当します。この区分の車検2年ごとの税額は3万2,800円で、年換算では1万6,400円が目安です。新車購入時は初回車検までの3年分をまとめて納めるため、新車時の負担は4万9,200円になります。
デリカD:5は複数の専門メディアの報道でエコカー減税の対象外と紹介されており、三菱自動車公式サイトの環境性能ページにも軽減税率についての記載は見当たりません。ハイブリッド車などエコカー減税の対象車と比べると、重量税の軽減を受けられない分、車検のたびの負担がそのまま発生しやすい点は踏まえておく必要があります。正確な軽減の有無と税額は、購入を検討している販売店の見積りで確認するのが確実です。
自賠責保険料は2026年11月から2年契約が1万8,560円に上がる見込み
自賠責保険(強制保険)は法律で加入が義務づけられている保険で、自家用乗用車の場合は24ヵ月契約が基本です。現在の基準料率では2年契約が1万7,650円で、年換算すると8,800円台が目安になります。車両重量やグレードによる差はありません。
国土交通省と損害保険料率算出機構が定める基準料率は2026年11月1日から改定され、自家用乗用車の2年契約が1万8,560円に上がることが複数の報道で伝えられています。年換算では9,200円台に上がる見込みです。この記事の目安額は見直し前の水準を踏まえたものなので、契約のタイミングによっては上振れする可能性があります。正確な金額は、購入時にディーラーや保険会社が発行する見積りで確認してください。
軽油代は走行距離と軽油価格次第で年間8万円台から12万円台まで変わる
デリカD:5の軽油代は、年間の走行距離によって最も差が出る項目です。三菱自動車公式サイトによると、デリカD:5のWLTCモード燃費は12.9km/Lです。資源エネルギー庁の調査を基にした報道によると、2026年8月31日時点の軽油の全国平均価格は1リットル159.40円でした。
年間8,000km走行する場合を想定すると、必要な軽油はおよそ620リットルで、燃料代はおよそ9万9,000円が目安です。家族での長距離移動やアウトドア用途で走行距離が増えやすい年間1万km走行の場合は、必要な軽油がおよそ775リットルとなり、燃料代はおよそ12万4,000円まで上がります。
カタログ値のWLTCモード燃費は一定の条件下で測定された数値のため、三菱自動車公式サイトが公表している市街地10.1km/L、郊外12.8km/L、高速道路14.7km/Lという走行モード別の数値を見ても分かるように、街乗り中心の使い方では実際の燃費がこれより下がりやすくなります。軽油価格自体も時期によって変動するため、購入や利用のタイミングで最新価格を確認しておくと見込みが立てやすくなります。
任意保険料と駐車場代は別途必要で、車両価格の高さが影響しやすい
ここまでの4費目に加えて、任意保険料と駐車場代も維持費の一部として考える必要があります。任意保険料は年齢や等級、車両保険の有無によって数万円から十数万円まで差が出るため、この記事の目安額には含めていません。デリカD:5は新車価格が455万1,000円からとミニバン・SUVの中でも高めのため、車両保険をつける場合は保険料が上がりやすい傾向があります。
駐車場代も車両サイズが影響しやすい費目です。デリカD:5の全長は4,800mm、全幅は1,815mm、全高は1,875mmあり、契約する駐車場によっては車両サイズの制限に注意が必要です。駐車場代そのものは地域差が大きいため、正確な金額は契約先で確認してください。また、デリカD:5は大型のタイヤを装着しているため、タイヤ交換やオイル交換などの消耗品にかかる整備費用も、コンパクトカーと比べて割高になりやすい傾向があります。具体的な金額は装着タイヤのサイズや依頼先によって差が大きいため、購入を検討している販売店や整備工場の見積りで確認しておくと安心です。
なお、新規登録から13年を超えると自動車税と重量税が重課(増税)される制度があります。新型デリカD:5は2026年1月発売と発売から日が浅いため、現時点で重課の対象になる車両はありませんが、中古で年式の古いデリカD:5を検討する場合は、この重課制度も踏まえて車両価格とあわせて比べることが大切です。
大型SUV・ミニバンとして他クラスと比べてデリカD:5の維持費は高いのか
デリカD:5のように総排気量2L超のクラスは、自動車税だけで見ても1.5L以下のコンパクトカーやコンパクトSUVより1万円以上高くなりやすい傾向があります。重量税もエコカー減税の対象外になると軽減を受けられないため、対象車と比べて差が出やすくなります。
走行距離ごとの費用感を車種クラス別に比べたい場合は、車の維持費シミュレーションのページで確認できます。より幅広い車種の維持費を比較したい場合は、維持費が安い車ランキングもあわせてご覧ください。
納車待ちや車検・修理の間だけ大型SUV・ミニバンが必要なら購入以外の選択肢もある
新型デリカD:5は2026年1月に発売された比較的新しいモデルで、人気グレードを中心に納車待ちが発生することもあります。納車までの期間や、今の車が車検・修理で使えない期間は、別の移動手段を確保しておく必要があります。デリカD:5の納車待ち事情を詳しく知りたい場合は、デリカD:5の納車待ち期間についてまとめた記事もあわせてご覧ください。
マンスリーゴーは、1週間や1ヶ月単位で利用できる長期専門のレンタカーサービスで、任意保険や定期メンテナンス費用を含めた料金体系になっています。カーリースのような長期契約前提の与信審査は原則不要で、契約手続きはオンラインで完結します。納車待ちの間だけ大型SUV・ミニバンに近いサイズ感の車両を使いたい場合や、購入前にサイズ感を試してみたい場合の選択肢として、SUVミニバン・4WDクラスの料金一覧から空車状況を確認できます。
契約までの流れは初めての方のページ、配車・引き取りの対応エリアは配車・引き取りのページ、保険の詳細は保険・補償の内容のページで確認できます。
※貸し出しは車両クラス単位のため、デリカD:5そのものをご用意できるとは限りません。
デリカD:5の維持費が気になる人はどう判断すればよいか
デリカD:5の維持費は、自動車税・自賠責保険料・重量税・軽油代を合計すると年間8,000km走行でおよそ16万円台後半が目安で、任意保険料と駐車場代は別途かかります。多人数乗車や車中泊・アウトドア用途で車両サイズを活かしたい人には、維持費が同クラスの車種と同程度でも選ぶ価値があります。一方で、維持費を抑えたい人や年間走行距離が少ない人には、割高に感じられる可能性があります。
中古のデリカD:5を検討する場合は、登録日によって自動車税の税率区分が変わる可能性があるため、車検証で登録日を確認しておくと安心です。購入前に車との相性やサイズ感を確認しておきたい場合や、納車待ち・車検の間だけ大型SUV・ミニバンが必要な場合は、マンスリーゴーのような長期レンタカーを一時的な選択肢として検討する方法もあります。
デリカD:5の維持費でよくある質問
デリカD:5の維持費は年間どれくらいですか
自動車税・自賠責保険料・自動車重量税・軽油代を合計すると、年間8,000km走行の場合でおよそ16万円台後半が目安です。任意保険料や駐車場代は年齢や地域による差が大きいため別途かかります。
デリカD:5はエコカー減税の対象になりますか
複数の専門メディアの報道や三菱自動車公式サイトの環境性能ページの内容から、エコカー減税の対象外になる可能性が高いとみられます。正確な適用可否は購入時の見積りで確認してください。
自賠責保険料はいつ上がりますか
国土交通省と損害保険料率算出機構が定める基準料率の改定により、2026年11月1日から自家用乗用車の2年契約が1万7,650円から1万8,560円に上がる見込みです。
7人乗りと8人乗りで自動車重量税は変わりますか
車両重量は7人乗りが1,980kg、8人乗りが1,990kgとわずかに異なりますが、どちらも自動車重量税の「1.5t超2t以下」の税率区分に該当するため、重量税の金額自体は変わりません。
納車待ちの間の維持費はどう考えればいいですか
納車待ちの期間は、購入予定のデリカD:5の維持費は発生しませんが、その間の移動手段を別に確保する必要があります。短期間だけ大型SUV・ミニバンが必要な場合は、購入前の一時的な選択肢として月単位のレンタカーを検討する方法もあります。

