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KINTOのデメリット7つ|解約金・審査・向いていない人を公式条件で検証【2026年11月】

KINTOのデメリットは7つ 解約金・審査・向いていない人を公式条件で検証

KINTOの主なデメリットは、途中でやめるときの費用、基準が公開されていない審査、走行距離の精算、喫煙やペットを含む返却時の精算、保険の自由度の低さ、車を所有できないこと、新車の納車待ちの7つです。費用への影響がとくに大きいのは解約金で、ヤリスの3年契約を1ヶ月目で解約すると、中途解約金だけで407,000円になります。

一方で、満了まで乗る見込みがあり、使い方が条件に収まる人にとっては、これらの欠点は小さくなります。この記事では、2026年11月5日時点のKINTO公式情報をもとに、デメリットごとの影響額と、契約を見送った方がよい条件を整理します。

目次

KINTOの主なデメリットは解約金・審査・使用制限など7つある

KINTOは税金、任意保険、車検、メンテナンスなどを月額にまとめられるサービスですが、その仕組みと引き換えに次の制約があります。自分に当てはまる項目から確認してください。

デメリット公式の条件とくに注意したい人
中途解約の費用初期費用フリープランは中途解約金が必要。解約金フリープランは申込金が戻らない3年以内に手放す可能性がある人
審査審査基準と結果の詳細は非公開審査に不安があり、車を急いでいる人
走行距離1,500km×利用月数を超えると精算年18,000kmを超えそうな人
返却時の精算傷のほか、喫煙やペットの痕跡も費用の対象喫煙する人、ペットを乗せたい人
任意保険等級の引き継ぎと補償内容の変更ができない等級が高い人、補償を調整したい人
所有とメーカー満了時の選択肢に買い取りがなく、新車はトヨタ・レクサス・SUBARUのみ長く乗り続けたい人、他メーカーも検討中の人
納車待ちヤリスの納期目処は3〜4ヶ月程度今月から車が必要な人

編集部としては、最初に「3年以内に手放す可能性」を考えることをおすすめします。審査や距離は人によって影響がない場合もありますが、解約の費用は金額が大きく、契約後に避ける手段が限られるためです。

初期費用フリープランの中途解約金は、契約序盤で月額10〜20ヶ月分になる

KINTOは途中解約そのものは可能ですが、初期費用フリープランでは所定の中途解約金がかかります。内訳は、6ヶ月ごとの契約満了までの費用である残リース料と、月額を抑えている分を精算する追加精算金です。トヨタ車の1ヶ月目の解約では、3年契約で月額10ヶ月分、5年契約で15ヶ月分、7年契約で20ヶ月分です。レクサス車の3年契約は17ヶ月分になります。

解約する月で金額が大きく変わり、6の倍数月が安い

6ヶ月ごとの更新を前提とした料金のため、6の倍数月は残リース料がなくなり、中途解約金が下がります。ヤリスの最安グレードを3年契約、ボーナス併用なしの月額40,700円で試算すると次のとおりです。

契約月数中途解約金の月数中途解約金(税込)
1ヶ月10ヶ月分407,000円
6ヶ月5ヶ月分203,500円
7ヶ月9ヶ月分366,300円
12ヶ月4ヶ月分162,800円
13ヶ月8ヶ月分325,600円
18ヶ月3ヶ月分122,100円
24ヶ月2ヶ月分81,400円

12ヶ月目と13ヶ月目では162,800円の差があり、1ヶ月長く使っただけで解約金が2倍になります。これとは別に未払いリース料も請求されます。また、申し出ができるのは解約希望日の3ヶ月前から30日前までなので、急な転勤が決まってから安い月を選ぶことは難しい場合があります。

月額が安いという理由で長期契約を選ぶときも注意が必要です。同じヤリスで1ヶ月目に解約した場合、5年契約(月額37,840円)は567,600円、7年契約(月額36,630円)は732,600円です。月額の差は3年契約より数千円ですが、途中でやめるときの負担は大きく増えます。

解約金が不要になるのは死亡や傷病など限られた場面

公式ページで中途解約金が不要なケースとして挙げられているのは、個人契約の契約者が契約期間中に死亡した場合や、傷害・疾病等で運転や使用が困難になった場合です。所定の書類提出などの手続きが必要で、未払いの月額利用料がある場合は支払います。転勤や家計の事情はこの記載に含まれていません。カーリース全般の解約金についてはカーリースの解約金の相場と対処法でも解説しています。

解約金フリープランは申込金が戻らず、満了まで乗ると総額が高くなる

解約金フリープランは、月額5ヶ月分相当の申込金を契約時に支払うことで、中途解約金を0円にするプランです。ヤリスの場合は申込金203,060円、月額36,190円です。ただし、公式FAQでも満了時の総額が月額1ヶ月分多いことと、申込金が返金されないことがデメリットとして案内されています。申込金の支払いはクレジットカードのみです。

利用期間初期費用フリー解約金フリー安いプラン
6ヶ月447,700円420,200円解約金フリー
12ヶ月651,200円637,340円解約金フリー
13ヶ月854,700円673,530円解約金フリー
18ヶ月854,700円854,480円ほぼ同額
24ヶ月1,058,200円1,071,620円初期費用フリー
36ヶ月(満了)1,465,200円1,505,900円初期費用フリー

表は「月額×利用月数+申込金または中途解約金」の単純計算で、請求時期の差や返却時の精算は含みません。実際の金額は契約後にMy KINTOの試算ページで確認できます。

この結果から、1年半未満でやめる可能性があるなら解約金フリープランが有利です。2年以上乗る見込みがあり、解約月を選べるなら初期費用フリープランの方が安くなります。一方、解約金フリープランで同じ車を再契約すると、元の月額3ヶ月分相当の申込金が改めて必要です。「いつでもやめられる安心」に5ヶ月分を先払いする価値があるかどうかが判断の分かれ目です。

KINTOの審査は基準が非公開で、落ちた理由も教えてもらえない

審査は指定の保証会社または株式会社KINTOが行い、審査基準は公開されていません。審査結果の詳細にも回答しないと案内されています。インターネットには「年収200万円以上が目安」といった情報もありますが、公式が示した基準ではないため、通過を判断する根拠にはできません。

公式に確認できる個人の申込条件は、18歳以上で日本の運転免許証を持ち、契約終了時に90歳未満であることです。条件を満たしても承認されるとは限りません。さらに、途中の乗り換えや再契約の際にも審査があるため、最初の契約が通れば長く乗り続けられると決まっているわけではありません。

審査を受けても、契約締結前であればキャンセルでき、承認後30日を過ぎると自動キャンセルになります。審査の結果を見てから判断できる点は安心材料ですが、契約締結後はキャンセルできません。納期や解約条件は、契約ボタンを押す前に確認してください。

審査に通らなかった場合、理由は開示されないため、ローンやクレジットカードの支払い遅延に心当たりがあれば、信用情報機関で自分の情報を確認する方法があります。すぐに車が必要な場合は、与信審査のないレンタカーの借り方も比較対象になります。

走行距離は契約全体で判定され、年18,000kmを超えるペースなら精算になる

KINTOの基準走行距離は「1,500km×利用月数」です。月ごとの上限ではなく、返却時の合計で判定されるため、ある月に1,500kmを超えても問題ありません。3年契約なら54,000km、5年契約なら90,000km、7年契約なら126,000kmが基準です。

基準を超えると、トヨタ車(電気自動車を除く)は1kmあたり11円、トヨタの電気自動車・レクサス車・SUBARU車は1kmあたり22円を契約終了時に支払います。3年で60,000km走ると6,000kmの超過となり、精算額は66,000円または132,000円です。途中解約の場合は、それまでの利用月数で基準を計算します。

日常の使い方に置き換えると、片道20kmの通勤を月22日なら880kmで、残りは620kmです。片道30kmになると1,320kmで残りは180kmとなり、週末の遠出や帰省が続くと基準を超えるペースになります。ただし、超過しても金額は計算できるため、距離だけで諦める必要はありません。年2,000kmの超過ならトヨタ車で年22,000円相当です。契約前に、メーターの記録や点検記録簿などで今の年間走行距離を確認しておくと判断しやすくなります。

返却時は傷だけでなく、喫煙とペットの痕跡にも高い精算金がかかる

KINTOの車は返却を前提としており、電子タバコを含む喫煙、ケージに入れた状態を含むペットの乗車、改造、競技やサーキット走行は禁止と販売店のFAQで案内されています。返却時に痕跡が確認されると、公式の精算表に沿って費用を請求される場合があります。

項目トヨタ車レクサス車
パネル・バンパーの線キズ40cm以上など(1ヶ所)22,000円44,000円
サイドミラー・ライトの割れ、ヒビ22,000円44,000円
フロントガラスの割れ、ヒビ55,000円110,000円
シートの染み、破れ(5cm以上)22,000円44,000円
動物の毛、ペット臭55,000円55,000円
タバコの焦げ穴、タバコ臭110,000円110,000円
キーの紛失(1本)22,000円44,000円

子どもの送迎で後席に飲み物をこぼしたような場合も、5cm以上の染みになれば精算の対象になり得ます。電子タバコも対象なので、「車内で吸うのは加熱式だけ」という人も注意が必要です。

外装の傷は付帯の保険で直せますが、1事故あたり最大5万円の自己負担があります。公式では、損傷が発生するたびに担当販売店で修理するよう案内しており、まとめて直そうとすると事故ごとの自己負担になる場合や、保険金が支払われない場合があります。返却後の保険修理はできません。傷に気づいたら放置せず、早めに販売店へ相談してください。

任意保険は等級を引き継げず内容も変えられないため、等級が高い人は割安感が薄れやすい

KINTOの月額には任意保険が含まれ、年齢や等級で月額が変わらず、事故で保険を使っても原則として月額は上がりません。保険料が高くなりやすい若い人には大きな利点です。その反面、現在の保険の等級は引き継げず、補償内容の変更や、付帯保険以外の任意保険への追加加入もできません。

他車運転特約も付いていないため、点検や修理中の代車を含め、契約車以外を運転するときは1日型の自動車保険などを別に用意する必要があります。車両保険は1事故あたり最大5万円の自己負担があり、地震・噴火・津波による損害は補償されません。

長年無事故で等級が高く、すでに保険料が安い人は、KINTOの月額に含まれる保険の恩恵を受けにくくなります。購入や他社リースと比べるときは、今の保険料を足して月額をそろえてください。現在の等級を残したい場合は、中断制度を使えるかどうかを加入中の保険会社に確認してください。

契約が終わっても車は自分のものにならず、選べるメーカーも限られる

契約満了時の選択肢は、同じ車での再契約、新しい車への乗り換え、返却の3つで、公式の案内に買い取りは含まれていません。再契約で乗れる期間も、トヨタ車は通算7年、レクサス車は通算5年までで、SUBARU車は再契約の対象外です。気に入った車を7年を超えて乗りたい人や、将来の売却価値を資産として考えたい人には購入の方が合っています。

新車で選べるのはトヨタ、レクサス、SUBARUです。ホンダや日産などと迷っている場合、KINTOだけでは同じ条件で比べられません。また、GR車の一定の条件を除いて改造は認められないため、車を自分好みに仕上げたい人にも向きません。カーリース全般との違いはカーリースのデメリット実例で確認できます。

新車は納車まで数ヶ月かかるため、今月から車が必要な人には合わない

KINTOの新車はすぐに乗り始められるとは限りません。2026年11月5日時点のヤリスの納期目処は3〜4ヶ月程度で、生産状況によって遅れる可能性も示されています。車種による差も大きく、ランドクルーザー300は4〜6ヶ月が目安です。KINTOの中古車なら1〜2ヶ月程度が目安ですが、サービス対象地域が限られ、契約は2年のみです。

今の車を手放す時期が先に来る場合や、事故で車が使えなくなった場合は、納車までの移動手段を別に考える必要があります。この間だけ車が必要なら、マンスリーゴーのような1週間または1ヶ月単位のレンタカーが選択肢になります。任意保険と定期メンテナンスを含む料金体系で、空車状況はLINEで確認できます。比べ方は納車待ち・修理中の中継ぎ車の比較も参考にしてください。

半年前後までの利用なら、KINTOと月単位レンタカーの総額は近くなる

短期間で使うなら、KINTOの解約金フリープランより月単位のレンタカーの方が総額を抑えやすくなります。KINTOのヤリス(新車)と、マンスリーゴーのコンパクトクラス(税込62,700円/30日)を単純計算で比べると次のとおりです。

利用期間KINTO解約金フリーマンスリーゴーマンスリーゴー(CDW加入)
3ヶ月311,630円188,100円237,600円
5ヶ月384,010円313,500円396,000円
6ヶ月420,200円376,200円475,200円
8ヶ月492,580円501,600円633,600円
12ヶ月637,340円752,400円950,400円

マンスリーゴーは30日を1ヶ月として計算し、CDWは月16,500円で加算しました。配車・引取料金は場所によって異なるため含めていません。CDWなしでは8ヶ月、CDW込みでは5ヶ月からKINTOの方が安くなる計算です。KINTOは納車を待つ必要があるため、すぐ使い始めたい場合はこの表だけでは比べられません。

ただし、同じ条件の比較ではありません。KINTOは新車ですが、マンスリーゴーの通常クラスは主に2010〜2015年式で、車種は指定できません。走行距離は30日で3,000kmまでで、超過分は1kmあたり22円です。自損事故の修理代は保険の対象外となり、CDWでも免除されません。お客様都合の途中解約では未利用分の返金もありません。対応エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城です。数ヶ月のつなぎならレンタカー、新しい車に半年以上乗りたいならKINTOと考えると整理しやすくなります。

KINTOを見送った方がよいのは、1年前後で手放す可能性があり、距離や車内の使い方に制限を感じる人

次のいずれかに当てはまる人は、契約前に他の方法と比べることをおすすめします。1年前後で転勤や車の買い替えがありそうな人は、解約の費用を考慮する必要があります。年18,000kmを大きく超えて走る人、車内で喫煙する人、ペットを乗せたい人は、精算や規約の制限に触れやすくなります。等級が高く保険料が安い人や、7年を超えて同じ車に乗りたい人、今月から車が必要な人も、他の選択肢の方が合う可能性があります。

反対に、3年以上乗る見込みがあり、走行距離が年18,000km以内に収まり、禁煙でペットを乗せない人には、デメリットの多くが問題になりません。とくに、保険料が高くなりやすい若い人や、税金や車検の手続きをまとめたい人には利点があります。

KINTOのデメリットでよくある質問

KINTOは審査だけ受けて、契約しないことはできますか?

できます。審査申込後でも契約締結前ならMy KINTOからキャンセルでき、承認後30日を過ぎると自動キャンセルになります。ただし、契約締結後はキャンセルできません。

走行距離の超過料金はいつ支払いますか?

契約終了時にまとめて精算します。途中で月1,500kmを超えても、返却時の合計が基準以内であれば超過料金はかかりません。途中解約や乗り換えの場合は、それまでの利用月数で基準を計算します。

ペットをケージに入れて乗せるのも禁止ですか?

販売店のFAQでは、ケージに入れた状態でも動物の乗車はできないと案内されています。返却時に動物の毛やペット臭が確認された場合は、55,000円の精算対象です。介助犬など個別の事情がある場合は、契約前にKINTOへ確認してください。

事故で保険を使うと月額は上がりますか?

原則として上がりません。ただし、1事故あたり最大5万円の自己負担があります。また、故意や重過失の事故、短期間に事故を繰り返すなど利用規約に反する場合は、契約解除となる可能性があります。

KINTOが向いているのは、3年以上乗る見込みがあり、距離と車内の使い方が条件に収まる人

KINTOは悪いサービスではなく、解約、距離、車内の使い方、保険の条件が自分の生活に合うかどうかで評価が変わるサービスです。契約前に、3年以内に手放す可能性、今の年間走行距離、喫煙やペットの有無、現在の保険料を確認すれば、後悔する可能性は減らせます。

車を使う期間がまだ読めない場合や、納車までの数ヶ月だけ車が必要な場合は、マンスリーゴーのクラス別料金も比べてみてください。カーリースのような与信審査は原則不要で、契約はオンラインで手続きでき、LINEで空車状況を相談できます。ただし、23歳以上で免許取得から3年以上などの利用条件があり、配車料金や空車状況は場所や時期によって異なります。

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