新車を注文してから、どれくらい待てば手元に届くのか。「納車待ち」は、いまや新車購入において避けて通れないテーマです。
「半年待ちと言われたけど本当?」「どのメーカーがいちばん早い?」「待っている間、どうやって車を確保すればいい?」
こうした疑問を抱えながら、情報を集めるほどに混乱してしまう方は少なくありません。ディーラーごとに案内が違い、ネット上の情報も更新されていないものが多く、結局何が正しいのかわからない――そんな経験をされた方も多いはずです。
この記事では、マンスリーゴーが日々の車両運営や業界情報を通じて得た知見をもとに、2026年2月時点での納車待ちの実態をメーカー別・車種別に整理します。さらに、納車待ちの期間をどう乗り越えるか、現実的な選択肢についても詳しく解説します。
そもそも「納車待ち」はなぜ起きるのか
半導体不足の影響は続いているのか
2021年〜2023年にかけて深刻化した半導体不足は、国産車・輸入車を問わず大きな納期遅延を引き起こしました。当時は「1年以上待ち」という車種も珍しくなく、多くの新車購入者が長期間にわたる不確実な待ち時間を強いられました。
2025年以降、世界的な半導体供給は概ね改善傾向にあります。ただし「半導体不足が解消されたから、すべての車種の納期が短くなった」とは言い切れません。供給が回復したタイミングで需要も高まり、生産ラインのキャパシティを超える受注が積み重なっている車種では、依然として長い待ち時間が続いています。
また、新型モデルが発売されたタイミングや、マイナーチェンジ直前・直後の時期には、受注が一時的に集中して納期が急激に延びることがあります。車種単体の人気だけでなく、「いつ契約したか」が納期に大きく影響するのが現実です。
納期に影響する5つの要因
納車待ちの期間は、単純に「人気車=長い、不人気車=短い」とは整理できません。実際には以下の5つの要因が絡み合って決まります。
①グレードとオプション
同じ車種でも、上位グレードや特定のオプションが付いた仕様は生産優先度が低くなりやすく、納期が延びる傾向があります。例えばノア・ヴォクシーでは新色「38C」「37J」を選ぶと1〜2か月程度納期が延びると案内されているケースがありました。
②ハイブリッドとガソリン車の違い
多くの車種でハイブリッドモデルの人気が高く、結果的に生産枠が追いつかずに納期が長くなりやすいです。プリウスやシエンタなど、もともとハイブリッドが主力の車種ではこの傾向が顕著です。
③ディーラーの割り当て台数
同じ車種でも、ディーラーごとにメーカーから割り当てられる台数が異なります。複数の販売店に問い合わせると、まったく同じ車種でも「3か月待ち」「6か月待ち」と案内が異なることがあるのはこのためです。
④キャンセル車・在庫車の有無
発注済みの車両がキャンセルになった場合、そのディーラーに問い合わせることで予定より大幅に早く納車されることがあります。「キャンセルが出たら連絡してほしい」とディーラーに伝えておくことは有効な戦略です。
⑤契約時期と生産サイクル
メーカーの工場は年間を通じて生産計画が決まっており、ゴールデンウィークや年末年始の工場休業期間前後は生産台数が変動します。また、受注停止や再開のタイミングによって、同じ車種でも契約月で納期が大きく変わることがあります。
2026年2月時点の主要メーカー別納期まとめ
トヨタ
トヨタは車種数が多く、モデルによって納期のばらつきが特に大きいメーカーです。
アルファード・ヴェルファイア
40系アルファードは一時期、発売直後から2年以上待ちという異常な状態が続いていました。2026年2月現在は状況が落ち着いてきており、ガソリン車で2〜3か月程度、ハイブリッドで4か月程度が目安とされています。ただし一部のディーラーではいまもオーダーストップが続いており、注文可能かどうかを事前に確認することが必要です。
ノア・ヴォクシー
2026年2月現在、多くのディーラーでオーダーストップとなっています。マイナーチェンジを控えた受注停止が影響しており、受け付けているディーラーでもガソリン車で2.5〜3か月、ハイブリッドで4か月程度の案内となっています。マイナーチェンジ後の受注開始時期については各販売店への確認が必要です。
プリウス
引き続き人気が高く、ハイブリッド(HEV)の2.0Lエンジン搭載モデルで4.5〜5か月、1.8Lモデルで4.5〜6か月程度が目安です。2026年1月契約で6月頃の納車を案内されているケースが多く報告されています。PHEVは3〜4か月程度とやや短い傾向です。
シエンタ
3割程度のディーラーでオーダーストップ。注文を受け付けているディーラーでも6〜7か月の納期案内が出ています。ファミリー向けコンパクトミニバンとして根強い人気が続いており、短期間での納期改善は見込みにくい状況です。
カローラ・カローラツーリング
ハイブリッドモデルで5.5〜6.5か月程度。オーダーストップのディーラーも存在します。
ハリアー
3か月程度が目安とされています。一部地域では在庫車も存在し、比較的スムーズに納車されているケースもあります。
ヤリス・ヤリスクロス
比較的早い部類で、車種・グレードによっては2〜4か月程度での納車が可能なケースもあります。
ホンダ
ホンダは車種によって「半年以上待ち」と「ほぼ即納」という両極端の状況が混在しているメーカーです。
N-BOX・N-BOXカスタム
かつては半年以上待ちが当たり前でしたが、2026年2月現在は生産体制が安定しており、標準グレード・モノトーンカラーなら1か月程度での納車も可能です。カスタムグレードや2トーンカラーでも2〜2.5か月程度と大幅に改善されています。軽自動車の中では比較的早い部類に入っており、買い時と言えるタイミングです。
フリード
即納用の在庫が確保されているケースもあり、比較的早期の納車が可能な状況です。
フィット(e:HEV)
2025年12月〜2026年1月の工場出荷が案内されており、契約から6か月以上の待ちが想定されます。
シビック(e:HEV)
2026年2〜3月の工場出荷予定。同様に半年以上の待ちが見込まれます。
ヴェゼル
1〜6か月程度とかなり幅があり、グレードや地域によって差が大きいです。
スズキ
スズキは車種によって納期の差が非常に大きく、「ジムニー一強」と言えるほど特定の車種に注文が集中しています。
ジムニー・ジムニーシエラ
2026年現在、1年〜1年半程度の納期が見込まれます。「ノマド」や「5ドア」など派生モデルの登場でさらに注文が押し上げられており、一部ではオーダーストップが続いています。競合する国産オフロード車がほぼ存在しないため、発売から長い年月が経っても需要が衰えない特殊な車種です。
スペーシア・スペーシアカスタム
2〜4か月程度が目安。
ハスラー
比較的早い部類で、1〜2か月程度での納車も可能なケースがあります。
ワゴンR・ムーブ
1〜2か月程度の比較的短い納期。
フロンクス
人気SUVとして需要が高く、3か月以上の納期が見込まれます。
日産
日産は公式サイトで工場出荷目処を公開しており、透明性が高いのが特徴です。
ノート・ノートオーラ
1か月半〜2か月程度と比較的短め。スムーズに納車できる部類に入ります。
エクストレイル
1か月程度での納車が可能なケースも。
クリッパーEV
電動商用車として約6か月の長い待ちが発生しています。
フェアレディZ・GT-R
受注が限定されており、即納よりも順番待ちの要素が強い車種です。スカイラインも3〜4か月程度の納期がかかります。
マツダ
マツダは全体的に比較的短い納期が特徴です。
CX-5・MAZDA3
1か月前後での納車が可能なケースが多く、現在は大きな遅れは出ていません。
CX-80・ロードスター
1〜1.5か月程度とされており、マツダ全体を通じて比較的安定した納期状況といえます。
ダイハツ
不正問題からの生産再開後、順次回復してきています。
タント
1か月程度での納車が可能。
ムーブ
注文から1か月程度での納車ができる状況に戻っています。
「納車待ち」をどう過ごすか
半年以上の待機は家計・生活に影響する
新車を注文した後、6か月・1年と待ち続ける間も生活は続きます。現在乗っている車を手放してしまった場合、あるいは引っ越しや転職、子どもの誕生など生活の変化に伴って「今すぐ車が必要」という状況になったとき、手元に車がないと深刻な不便が生じます。
特に関東圏でも郊外エリアや周辺県に住む方、仕事で車が欠かせない方にとって、納車待ち期間は「待っていれば済む」問題ではありません。
「いま車がない」問題を解決する選択肢
納車待ちの期間中に車を確保する方法として、以下のような選択肢があります。
①レンタカーを都度借りる
週末や必要なときだけ短期レンタカーを借りる方法です。月に数回程度の利用ならコストを抑えられますが、毎回の予約・手続きが煩雑で、繁忙期には希望の車が取れないこともあります。また、長期間にわたると費用が積み重なります。
②カーシェアを活用する
都市部であれば、カーシェアリングサービスが選択肢に入ります。ただし、地方や郊外ではカーシェアのステーションが少なく、使いたいときに使えないケースがあります。
③中古車を購入して橋渡しにする
新車が届くまでの間、安い中古車を購入して乗り続ける方法。納車後に売却すると手間とコストがかかります。
④マンスリーレンタカーを活用する
月単位で契約し、毎日使える車を確保する方法です。日常的に車が必要な方には最も現実的な選択肢の一つです。
なぜ納車待ち期間にマンスリーゴーがおすすめなのか
マンスリーゴーは、長期専門のレンタカーサービスです。月単位での契約を前提としており、納車待ちの期間だけ、必要な分だけ車を借りることができます。
1か月単位で柔軟に契約できる
「納車まであと4か月かかりそうだから、4か月だけ借りたい」という使い方が可能です。短期レンタカーと異なり、毎回の予約や返却の手間がなく、自分の車のように日常的に使えます。納車が早まればその時点で契約を終了することもできます。
月額費用が明確でわかりやすい
マンスリーゴーは月額26,400円〜(軽ミニクラス・12か月割引適用時)で利用可能です。保険・補償も含まれた料金体系で、短期レンタカーを繰り返し借りるよりも割安になるケースが多くあります。追加の費用が見えにくい短期レンタカーと比べ、毎月の費用を把握しやすいのが特徴です。
審査不要で手続きがシンプル
カーリースのような信用審査はなく、免許証と保証金があれば申し込みが可能です(詳細は申し込み時に確認)。ローンが通りにくい状況の方や、信用情報に不安がある方でも利用しやすいサービスです。
軽自動車からミニバン、輸入車まで幅広く対応
マンスリーゴーには軽ミニクラス・軽ワゴン・コンパクト・ハイブリッド・ミニバン・SUV・輸入車(MINI・BMW)など、多彩なクラスが揃っています。新車が届くまでの間、現在の生活スタイルに合った車種を選ぶことができます。
関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)を中心に対応
マンスリーゴーは関東圏を中心にサービスを展開しています。東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県にお住まいの方は、配車・引き取りサービスも利用できます。新車の納車待ち期間中でも、いつもと変わらない日常を送ることができます。
納車待ちを短くするためにできること
新車の納期を少しでも早めるために、実際に効果がある方法をまとめます。
複数のディーラーに問い合わせる
同じ車種でも、ディーラーによって在庫状況や割り当て台数が異なります。1か所だけで諦めず、複数のディーラー(できれば経営元が異なる店舗)に問い合わせることで、より早い納期を案内してもらえる可能性があります。
キャンセル車の問い合わせを入れておく
「キャンセルが出たら連絡してほしい」とディーラーに伝えておくことで、予定外の早期納車につながることがあります。特に人気車種は常にキャンセル待ちの問い合わせが多いため、早めに意思表示しておくことが重要です。
グレードやカラーで妥協できる場合は伝える
特定のオプションやカラーにこだわらない場合、在庫車や早期生産予定の車両に当たれる可能性が高まります。「色は何でもいい」「グレードはSでもZでも構わない」という柔軟な姿勢をディーラーに伝えると、早期納車の選択肢が広がります。
納期を定期的に確認する
生産計画の変動や他の顧客のキャンセルによって、突然納期が早まることがあります。ディーラーとこまめに連絡を取り合い、最新の状況を把握しておくことが大切です。
早めに契約する
同じ車種を同じ時期に注文した場合、早く契約した順番に生産枠が割り当てられます。購入を迷っている場合でも、まずは仮予約や商談を進めることで、納期上の優位性が生まれることがあります。
納車待ち期間のよくある疑問
Q. 納車待ち中にローンや支払いは発生するか
これは契約内容と購入方法によって異なります。現金一括払いの場合は納車時に支払うのが一般的ですが、ディーラーローンや銀行系ローンでは契約締結時から支払いが始まることもあります。頭金のみ先払いし、残金は納車時というケースも多いです。契約前に必ず確認しておきましょう。
Q. 納車待ち中にキャンセルできるか
多くの場合、生産開始前であればキャンセルは可能です。ただし、キャンセル料の有無や条件はディーラーによって異なります。契約書を確認し、不明点はあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
Q. 納期が遅れた場合、どうすればいいか
まずはディーラーに状況確認の連絡を入れましょう。生産スケジュールの変更やオプション部品の調達遅延などが原因の場合が多く、ディーラー側でできる対応には限界があります。状況によっては、仕様変更や別の在庫車への切り替えを提案してもらえることもあります。
Q. 受注停止中の車種は、どうすれば入手できるか
受注停止は「永久に買えない」ではなく「現在注文を受け付けていない状態」です。再開時期はディーラーに確認するか、公式発表を待つ必要があります。また、すでに受注されている車両のキャンセルを狙って問い合わせを入れておくことも一つの方法です。
まとめ:2026年の納車待ちを賢く乗り越えるために
2026年2月時点での国産車の納車待ち状況をまとめると、以下のような全体像になります。
トヨタの人気ミニバン・ハイブリッドモデルや、スズキのジムニーは依然として数か月〜1年以上の待ちが続いています。一方で、ホンダN-BOXやマツダ各車種、日産ノートなどは比較的スムーズに納車できる状況です。
「どの車種が早いか」だけでなく、「どのディーラーが早いか」「どのグレード・カラーが早いか」という観点が、実際の納期を左右します。複数ディーラーへの問い合わせとキャンセル車の確認が、最も実践的なアクションです。
そして、新車が届くまでの期間中、生活の足を確保するためにマンスリーレンタカーを活用することは非常に有効な選択肢です。
マンスリーゴーでは、月単位の柔軟な契約で、納車待ちの間もストレスなく車を使い続けられる環境を提供しています。新車の納車を心待ちにしながら、今の生活を快適に維持したい方は、ぜひマンスリーゴーへのご相談をお待ちしています。
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