レンタカーのドライブレコーダーについて検索する人の多くは、借りた車にドラレコは付いているのか、車内の様子まで録音・録画されているのか、もし映像が残っているなら誰が見られるのか、という点が気になっているのではないでしょうか。結論として、ドライブレコーダーは多くのレンタカー会社で全車標準装備ではなく、別料金のオプションや車両ごとの設置状況によって差があります。また、前方だけを撮影するタイプと、車内の様子まで記録できるタイプがあり、録画された映像は基本的に会社側が日常的に確認しているわけではなく、事故やトラブルが起きたときの確認材料として扱われるのが一般的です。本記事では、長期専門レンタカー「マンスリーゴー」を運営する立場から、ドライブレコーダーの標準装備・車内録画・映像の扱い・持ち込み時の注意点を整理します。
レンタカーのドライブレコーダーは「標準装備ではなく、オプションの会社が多い」
借りるレンタカーにドライブレコーダーが必ず付いているとは限りません。大手を含め多くのレンタカー会社で、ドライブレコーダーは全車標準の装備ではなく、1日あたり数百円程度の追加料金を支払うオプションとして用意されているケースが目立ちます。カーナビやETC車載器のように契約時に選べるアクセサリーの一つという位置づけで、車両によって最初から搭載されている場合と、申し込み時に追加する場合があります。なお、オプション料金は日数分がまとめて請求される場合と、利用した分だけ加算される場合があるため、見積もり時に算定方法まで確認しておくと安心です。
マンスリーゴーも例外ではありません。長期レンタカーのオプションをまとめた別記事でも紹介しているとおり、ドライブレコーダーは車両本体とは別のオプション扱いで、料金は1日あたり100円前後からご案内しています。くわえてマンスリーゴーの通常クラスは、車両コストを抑えるために2010年〜2015年式前後の車両を中心に取り扱っているため、年式の古い車両ではドライブレコーダーが後付けのオプション品であることが多く、最新の安全装備として最初から内蔵されているケースは限られます。搭載状況や機種は車両によって異なるため、記録の有無を重視する場合は、予約前にLINEで利用したい車両クラスの搭載状況を確認しておくと安心です。
前方だけを撮影するタイプと、車内まで映すタイプがある
ドライブレコーダーには、前方のみを撮影する1カメラタイプ、前後を撮影する2カメラタイプ、さらに車内に向けたカメラを備えた3カメラタイプがあります。車内向けのカメラが付いている機種では、運転席や助手席、後部座席の同乗者の様子まで映像として記録され、マイクを内蔵した機種では車内の会話が音声として残ることもあります。
こうした車内撮影タイプは、タクシーやライドシェア、送迎用の法人車両で乗務員とお客様双方の安全確認やトラブル防止のために採用されることが多く、個人向けの長期レンタカーで最初から標準搭載されているとは限りません。マンスリーゴーで取り付けるオプションのドライブレコーダーについても、前方専用機種か車内撮影に対応した機種かは車両ごとに異なるため、同乗者のプライバシーが気になる方は、契約前にどちらのタイプかを確認しておくことをおすすめします。レンズがフロントガラス側だけを向いているか、車内側にもう一つレンズがあるかを見れば、ある程度は見分けられます。見た目で判断しづらい場合は、配車担当者や受け渡し時のスタッフに直接聞いてしまうのが早道です。
録画された映像は日常的に確認されるものではなく、事故時の確認対象になる
ドライブレコーダーの映像は、会社側が利用者の運転を日常的に監視するために確認しているわけではありません。多くの場合、映像が実際に確認されるのは、事故やトラブルが発生し、状況を客観的に把握する必要が生じたときです。短期間だけ使う場合であっても、相手のある事故や単独事故で損傷が生じたときには、映像の有無が修理費用や補償の判断に影響することがあるため、搭載の有無自体は把握しておく価値があります。
マンスリーゴーの利用規約でも、事故における過失の判断にあたっては、警察への届出状況や車両の損傷状況、保険会社の判断などとあわせて「ドライブレコーダー映像、現場状況、当社の車両確認記録などを総合的に考慮」するとしていて、映像は特定の数値だけで判断を下すための一資料として扱われています。つまり、通常の利用中に映像を細かくチェックされるものではなく、事故対応や保険会社とのやり取りが必要になった場面で初めて確認対象になる、というのが実務的な位置づけです。
なお、映像の保存期間や利用者本人への開示可否は、会社や機種ごとのルールによって差があり、一律の基準があるわけではありません。録画データの取り扱いが気になる場合は、利用するレンタカー会社に直接確認するのが確実です。特に法人利用や複数名で運転する予定がある場合は、契約前のタイミングでまとめて確認しておくと、利用開始後のトラブルを避けやすくなります。
長期間借りるほど「録画の目的」は防犯寄りになる
短期間のレンタカー利用でドライブレコーダーが話題になる場面は、主に事故が起きたときの証拠としての役割です。これに対して、数週間から数ヶ月にわたって借りる長期レンタカーでは、車を自宅の駐車場や会社の敷地に長時間停めておく時間が増えるため、事故対応に加えて防犯目的の比重が上がってくる。
マンスリーゴーでは、盗難防止や契約違反、トラブル発生時の対応のため、一部の車両に位置情報端末(GPSやAirTagなど)を設置しています。これは映像や音声を記録するドライブレコーダーとは異なる仕組みで、車両の位置情報のみを扱い、通常利用時に利用者の行動を監視する目的では使用していません。盗難や紛失が疑われる場合、無断延長など契約違反が確認された場合、または事故トラブル対応が必要と判断した場合に限り、当社が確認することがあります。個人情報保護の観点から、通常利用中に走行履歴を一覧で確認するような使い方はしておらず、あくまで緊急時の最終手段という位置づけです。
ドライブレコーダーの「映像が残るかどうか」と、位置情報端末の「どこにあるかが分かるかどうか」は別の仕組みである点を押さえておくと、長期利用時のプライバシーに関する不安を整理しやすくなります。
自分でドライブレコーダーを持ち込むなら、配線不要の着脱式がトラブルになりにくい
仕事の都合などでドライブレコーダーの記録が必須な方や、搭載状況が確認できない場合に備えたい方は、自分のドライブレコーダーを持ち込むという選択肢もあります。その場合は、車両の電源に直接配線する常時電源化タイプではなく、フロントガラスに吸盤で取り付け、シガーソケットから電源を取る着脱式タイプを選ぶと、返却時の原状回復がしやすくなります。
マンスリーゴーの利用規約では、当社の承諾なく車両を改造したり部品を取り外したりすることを禁止事項としています。配線を車体に直接つなぐタイプの取り付けは改造とみなされる可能性があるため、持ち込みを検討する際は、吸盤やシガーソケットで着脱できる機種を選び、返却前には必ず取り外しておくことが安心につながります。仕事用途で記録が必須という方は、契約前に取り付け可否についても確認しておくとよいでしょう。
納車待ちや修理期間のつなぎ利用では、ドラレコの有無より先に確認したいこと
新車の納車待ちや事故修理期間中のつなぎとして数週間から数ヶ月レンタカーを利用する場合、ドライブレコーダーの搭載状況よりも先に、保険の補償内容や走行距離の上限、配車・引取の対応エリアといった基本条件を確認しておいたほうが失敗しにくくなります。ドライブレコーダーはあくまで付随的な装備であり、長期利用の満足度を左右する本体部分は、料金に保険やメンテナンスが含まれているか、審査にあたる手続がどの程度あるかといった点だからです。
マンスリーゴーは1週間または1ヶ月単位で利用できる長期専門レンタカーで、任意保険や定期メンテナンスを料金に含み、カーリースのような長期契約を前提とした与信審査は原則不要です。契約はオンラインで完結し、空車状況や相談はLINEで確認できます。配車・引取にも対応していますが、料金や対応可否はエリアや距離によって異なるため、利用予定の地域が対応エリアに含まれているかどうかは事前に確認しておくと安心です。対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城で、配車・引取の料金は拠点からの距離によって変わるため、見積もり時に目安を確認しておくと当日のやり取りがスムーズになります。
ドラレコ付きを重視すべき人と、持ち込みで十分な人の違い
事故時の客観的な証拠を重視する方や、業務上ドライブレコーダーの記録が欠かせない方は、契約前にレンタカー会社へ搭載状況を確認し、必要であれば着脱式のドライブレコーダーを自分で持ち込むことを検討したほうが安心です。一方、日常の移動や旅行など、事故やトラブルへの不安がそれほど大きくない使い方であれば、ドライブレコーダーの有無を契約の必須条件にしなくても、大きな支障にはなりにくいといえます。結局のところ、ドライブレコーダーは「あれば安心材料が増える装備」であり、契約の決め手にするかどうかは、利用目的や不安の大きさに応じて判断する項目と考えておくとよいでしょう。いずれの場合も、ドライブレコーダーの有無だけで契約の良し悪しを判断せず、保険や走行距離条件など利用全体のバランスで選ぶことが、長期レンタカーを使いこなすコツといえます。契約前に確認しておきたい注意点全般は、マンスリーレンタカーのデメリット7選でも整理しています。
よくある質問
レンタカーにドライブレコーダーは必ず付いていますか?
いいえ、必ず付いているとは限りません。多くの会社でドライブレコーダーは全車標準の装備ではなく、オプションとして用意されていたり、車両によって搭載状況が異なったりします。利用予定の車両に搭載されているかどうかは、予約前に確認しておくと安心です。気になる場合は、予約時のLINEでのやり取りの中で、ドライブレコーダーの搭載有無をひとこと添えて聞いておくと確実です。
レンタカーのドライブレコーダーは車内の様子も録画・録音されますか?
機種によって異なります。前方専用のタイプもあれば、車内に向けたカメラやマイクを備え、同乗者の様子や会話まで記録できるタイプもあります。同乗者のプライバシーが気になる場合は、搭載されている機種の撮影範囲を確認しておくとよいでしょう。
レンタカーのドライブレコーダーの映像は自分で見ることができますか?
基本的には車両を管理する会社側の記録として扱われ、個人情報保護の観点から、事故対応など必要な場面を除いて利用者本人に開示されるとは限りません。映像の取り扱いについては、利用する会社に直接確認するのが確実です。
長期間レンタカーを借りる場合、ドライブレコーダー以外に防犯の仕組みはありますか?
会社によっては、ドライブレコーダーとは別に位置情報端末を設置している場合があります。マンスリーゴーでは一部車両にGPSなどの位置情報端末を設置していますが、これは車両の位置情報のみを扱うものであり、映像や音声を記録するものではありません。盗難が疑われる場合や契約違反、事故トラブル対応が必要な場合に限り確認する仕組みです。
納車待ちや修理期間のつなぎ、一時帰国や単身赴任などで一定期間だけ車が必要な方は、月単位で利用できる長期レンタカー「マンスリーゴー」も選択肢のひとつです。任意保険や定期メンテナンスを含んだ料金体系で、カーリースのような与信審査は原則不要、LINEで空車状況の相談から申し込みまで進められます。気になる方は、料金プランや保険・補償の範囲も合わせて確認してみてください。ドライブレコーダーの搭載状況や機種は時期によって変わることがあるため、最新の案内はLINEでの問い合わせ時にご確認ください。

