「行きは車で移動して帰りは新幹線で帰りたい」「荷物が多いので片道だけ車を使いたい」──そんな時に便利なのがレンタカーの乗り捨て(ワンウェイ)サービスです。借りた営業所とは別の営業所に返却できる仕組みですが、便利な反面、手数料が高額になることもあります。格安レンタカーは原則非対応で、大手だけのサービスという側面も。さらに近年では、長期利用を前提とした「マンスリーゴー」が配車・引取サービスを提供しており、乗り捨ての代替として利用する方法も登場しています。本記事では、大手5社の乗り捨て料金を比較し、格安レンタカーの非対応理由、そしてマンスリーゴーの配車・引取による新しい選択肢まで徹底解説します。
レンタカーの乗り捨て(ワンウェイ)とは
レンタカーを借りた営業所とは異なる店舗で返却できるサービスです。大手チェーンが全国ネットワークを活かして提供しており、観光や出張の片道利用に便利です。ただし、無料になるのは20km以内などごく短距離に限られ、それ以上は距離や区間ごとに手数料が発生します。
大手レンタカーの乗り捨てサービス
会社別の特徴と料金ルール
会社名 | 無料距離 | 加算ルール例(税込) |
---|---|---|
ニッポンレンタカー | ~20km無料 | 乗用車等:10kmごと880円、ワゴン・トラック:10kmごと1,100円 |
トヨタレンタカー(ワンウェイ) | 同一都府県内無料 | 都府県ごとに定額(東京→名古屋26,400円、東京→大阪41,800円など) |
トヨタレンタカー(片道GO!) | 対象区間限定 | 24時間2,200円、48時間4,400円(期間・区間指定プラン) |
日産レンタカー | ~20km無料 | 50kmごとに5,500円、ワゴン・SUVは6,600円 |
タイムズカーレンタル | なし | ~20km 3,300円、~50km 5,720円、以降50kmごと6,600円など |
オリックスレンタカー | ~20km無料 | 50kmごと5,500円、高級車・ワゴンは6,600円 |
東京発の代表区間で比較
区間 | ニッポンレンタカー | トヨタ | 日産 | タイムズ | オリックス |
---|---|---|---|---|---|
東京→名古屋(約350km) | 32,560円 | 26,400円 | 44,000円 | 40,040円 | 33,000円 |
東京→大阪(約500km) | 44,000円 | 41,800円 | 66,000円 | 72,600円 | 55,000円 |
東京→仙台(約350km) | 29,920円 | 30,250円 | 38,500円 | 40,040円 | 38,500円 |
結果として、都府県単位の定額制を導入しているトヨタレンタカーが長距離区間では割安になるケースが多いです。さらに日時・区間が合えば「片道GO!」が最安となります。
格安レンタカーが乗り捨てに非対応な理由
格安レンタカーは店舗数が少なく、人員や回送体制を最小限にしてコストを削減しているため、乗り捨ては原則非対応です。片道返却には回送コストがかかり、低価格維持との両立が難しいためです。結果として、格安レンタカーは「借りた店舗に返す」前提で安さを提供しています。
マンスリーゴーなら“乗り捨て相当”が可能
無料配車・引取エリア
マンスリーゴーは長期レンタル特化型サービスですが、都内・神奈川を中心に「無料配車・引取サービス」を提供しています。笹塚・さがみ野は24時間365日対応。
路線 | 無料拠点 | 備考 |
---|---|---|
田園都市線 | 駒沢大学駅前/三軒茶屋駅前 | 駅から徒歩5分圏内自宅も無料、10分圏内は+1,100円 |
東急東横線 | 学芸大学駅前 | 同上 |
小田急線 | 下北沢駅、代々木上原 | 同上 |
京王線 | 笹塚駅最寄り駐車場 | 鍵郵送または現地渡し |
相鉄線 | さがみ野駅最寄り駐車場 | 鍵郵送または現地渡し |
有料配車・引取(距離帯別)
距離帯 | 片道料金(税込) | 主なエリア例 |
---|---|---|
~10km | 3,300円 | 渋谷・品川・池袋南部など |
10–20km | 4,400円 | 新宿西口・上野・お台場・川崎など |
20–30km | 6,600円 | さいたま新都心・船橋・横浜など |
30–40km | 8,800円 | 千葉市中央区・所沢・大船など |
40–50km | 11,000円 | 鎌ヶ谷・鎌倉・川越など |
50km超 | 要見積り | 距離や車種により変動 |
空港向け定額
目的地 | 片道料金(税込) | 備考 |
---|---|---|
羽田空港 | 6,600円 | 天空橋駅で現地渡しなど対応 |
成田空港 | 27,500円 | 第1・第2ターミナル対応 |
このようにマンスリーゴーは「配車・引取」という形で事実上の乗り捨てを実現。空港アクセスや都市圏の自宅近くまで対応しており、大手のワンウェイ手数料よりも総額を抑えられるケースがあります。
乗り捨てと長期レンタルの使い分け
短期の片道移動なら大手の乗り捨てサービスが便利です。しかし長距離のワンウェイ手数料は高額になることが多く、滞在中に車を使う予定がある場合は長期レンタルやマンスリーゴーの方が安くなるケースもあります。マンスリーゴーは配車・引取で自宅や空港まで対応できるため、乗り捨て非対応の格安レンタカーでは得られない利便性を提供します。
まとめ
レンタカーの乗り捨ては便利ですが、長距離では手数料が数万円単位になることもあり注意が必要です。大手5社の比較ではトヨタレンタカーが割安で、条件が合えば「片道GO!」が最安。格安レンタカーは原則非対応で、借りた営業所に返却するのが前提です。一方でマンスリーゴーは、配車・引取サービスにより自宅や空港での受け渡しが可能で、事実上“乗り捨てができる”環境を整えています。短期なら大手のワンウェイ、長期や都市圏利用ならマンスリーゴーという使い分けが、コスト面でも利便性でも合理的です。
FAQ
Q1. 乗り捨てが一番安いレンタカー会社は?
A1. 都府県定額制を採用するトヨタレンタカーが安く出るケースが多いです。片道GO!ならさらに割安です。
Q2. 格安レンタカーで乗り捨てできないのはなぜ?
A2. 店舗数や人員を最小限にしているため、回送コストを負担できず非対応になっています。
Q3. マンスリーゴーは乗り捨て可能ですか?
A3. 大手のワンウェイ方式ではありませんが、無料配車・有料配車サービスで自宅や空港への受け渡しが可能。実質的に乗り捨て相当の利便性を確保できます。
Q4. 空港での受け渡しはできますか?
A4. はい。羽田空港は6,600円、成田空港は27,500円の定額で対応しています。
Q5. 長距離で安くするコツは?
A5. ワンウェイ手数料が高額になる場合は、マンスリーゴーの長期レンタル+配車を組み合わせた方が安くなるケースがあります。
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