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新型デリカD:5は「ひどい」?評判の真相と後悔しやすい人の特徴【2026年10月】

新型デリカD:5は「ひどい」? 評判の真相と後悔しやすい人の特徴

新型デリカD:5が「ひどい」と言われる理由を整理すると、不満の中心はデザインの好み、価格の上昇、燃費、ボディサイズ、そして2007年から続く基本設計からくる乗り味の5点です。走行性能や安全装備が後退したわけではなく、2026年1月の大幅改良では四輪制御技術「S-AWC」の搭載や運転支援機能の強化が行われ、三菱自動車の発表では2025年度の国内販売台数が過去最高の26,379台となりました。

つまり「ひどい」の多くは、一般的なミニバンと同じ物差しで比べたときに出る不満です。悪路や雪道、アウトドアを前提にするなら代わりの少ない車ですが、街乗り中心で燃費や取り回しを重視する人は後悔しやすくなります。この記事では、2026年10月29日時点の三菱自動車の公式情報をもとに、不満が出やすいポイントと契約前に確認したい項目を整理します。

目次

新型デリカD:5の「ひどい」は欠陥ではなく、普通のミニバンと比べたときの割り切りへの不満が中心

ここでいう新型デリカD:5は、2025年12月18日に発表され、2026年1月9日に発売された大幅改良モデルです(三菱自動車ニュースリリース)。2007年に登場した現行デリカD:5にとって、2019年に続く2回目の大幅改良で、フルモデルチェンジではありません。外観デザインの変更、8インチ液晶メーターの採用、S-AWCと4つのドライブモードの追加、運転支援機能「三菱e-Assist」の強化が主な変更点です。

「ひどい」という評判の中身を整理すると、次の6つに分けられます。どれも車としての欠陥ではなく、使い方や比較相手によって感じ方が大きく変わる項目です。

不満が出やすい点背景気になりやすい人
デザイン黒基調でゴツさが増した上品なミニバン顔が好きな人
価格最安グレードが451万円に400万円台前半で考えていた人
燃費WLTCモード12.9km/L、ハイブリッドなし街乗り中心で走行距離が多い人
サイズ全幅1,815mm・全高1,875mm機械式駐車場や狭い道を使う人
乗り味背が高く基本設計は2007年から後席で酔いやすい家族がいる人
買いにくさ受注状況が不安定すぐに車が必要な人

逆に言えば、この6点が自分の使い方で問題にならなければ、「ひどい」という評判を過度に気にする必要はありません。以下で順に確認していきます。

新型の顔つきは黒基調で「ゴツすぎる」と感じる人がいる一方、メッキが減って落ち着いたという見方もある

デザインの評価は、好みがはっきり分かれる部分です。新型ではフロントグリルとフロント・リヤバンパーが立体感のあるデザインに変わり、ボディサイドには新たにホイールアーチモールが追加されました。メッキを多用した従来の顔つきから、黒やグレーを基調としたアウトドア寄りの印象に変わっています。

2019年の大幅改良で縦型ヘッドライトと大型グリルを採用したときも「やりすぎ」という声が出ましたが、その後も販売台数は伸び続けました。今回の改良も同様に、写真では威圧感が強いと感じる人がいる一方で、メッキが減ってむしろ落ち着いたと受け止める人もいます。

ボディカラーは2トーン5色、モノトーン4色の全9色です。ホイールアーチモールは黒のため、淡いボディ色ほど黒い部分とのコントラストが強く出ます。デザインが気になる場合は、写真だけで判断せず、販売店で実車を見てボディ色との組み合わせを確認するのが確実です。

価格は最安グレードが451万円からになり、旧型の最安グレードより約29万円上がった

価格への不満は、新型で最もはっきり数字に表れている点です。旧型にあった「M」や「URBAN GEAR」はなくなり、2026年10月時点の公式グレードは「G」「G-Power Package」「P」の3つです。三菱自動車公式サイトのグレード・価格ページで確認できるメーカー希望小売価格と、2025年5月1日の価格改定後の旧型価格を比べると次のとおりです(いずれも消費税込)。

グレード旧型(2025年5月改定後)新型(2026年1月発売)差額
M4,222,900円設定なし-
G4,324,100円4,510,000円+185,900円
G-Power Package4,560,600円4,746,500円+185,900円
P4,667,300円4,944,500円+277,200円

旧型価格はCar Watchの価格改定報道によるものです。同じグレード名では約19万〜28万円の値上がりで、最も安いグレード同士で比べると4,222,900円から4,510,000円へ287,100円上がっています。S-AWCや装備の追加を考えると単純な値上げではありませんが、「400万円台前半で買える4WDミニバン」というイメージを持っていた人には高く感じやすい水準です。

もう一つ注意したいのが、最も安いGグレードの装備です。公式のグレード比較では、Gには後側方車両検知警報システム(BSW/LCA)と後退時交差車両検知警報システム(RCTA)の設定がなく、電動テールゲートと電動サイドステップも装備されません。運転席パワーシート、前席シートヒーター、ステアリングヒーターもメーカーオプションです。

ボディの大きな車で後方の安全装備を付けたい場合はG-Power Package以上が前提になります。G-Power Packageの車両本体価格は4,746,500円のため、メーカーオプションや販売店オプション、登録諸費用を加えると、支払総額が500万円を超える見積もりになることも想定しておいた方が現実的です。

燃費はWLTCモード12.9km/Lだが、街乗り中心なら10km/L前後を前提に考えたい

燃費を「ひどい」と感じるかどうかは、比べる相手で変わります。新型デリカD:5の燃費は全グレード共通でWLTCモード12.9km/Lで、内訳は市街地モード10.1km/L、郊外モード12.8km/L、高速道路モード14.7km/Lです(三菱自動車 主要諸元)。車両重量1,980〜1,990kg、4WD、最大8人乗りのディーゼル車としては健闘している数字ですが、ハイブリッドのミニバンと比べると見劣りします。

使用燃料は軽油です。軽油価格を1Lあたり160円と仮定し、月1,000km走った場合の燃料代を試算すると次のようになります。

走り方の想定燃費月1,000kmの燃料代
高速道路中心14.7km/L約10,900円
WLTCモード12.9km/L約12,400円
市街地中心10.1km/L約15,800円

ガソリンより単価の安い軽油を使えるため、燃料代そのものはハイブリッドミニバンとの差が燃費の数字ほど大きくならない場合もあります。一方で、信号の多い市街地や渋滞が中心の使い方では、カタログの12.9km/Lより市街地モードの10.1km/Lに近い数字を前提にしておくと、購入後のギャップが小さくなります。燃料タンク容量は64Lです。

ディーゼル車ならではの注意点もあります。デリカD:5は排出ガスの浄化に尿素水(AdBlue)を使う仕組みのため、定期的な補充が必要です。また、片道数kmの短距離走行ばかりが続くと、すすを燃やして取り除く装置(DPF)の再生が進みにくくなることがあります。毎日の用途が近所の買い物や短い送迎だけという人は、ディーゼルとの相性も含めて検討してください。税金や保険を含めた年間の負担は、デリカD:5の維持費の内訳と年間の目安で詳しく整理しています。

全幅1,815mm・全高1,875mmは、立体駐車場や狭い道で後悔の原因になりやすい

購入後の後悔に直結しやすいのがサイズです。新型の公式寸法は全長4,800mm、全幅1,815mm、全高1,875mm、最小回転半径5.6mで、最低地上高は185mmあります。ホイールアーチモールが追加された影響で、全幅は旧型の1,795mmから20mm広がりました。

日常生活に置き換えると、全高1,875mmはマンションなどの機械式立体駐車場に多い高さ制限(1,550mm前後)を大きく超えるため、一般的な機械式駐車場にはまず入りません。全幅も、1,800mmまでの制限がある駐車場では入庫できません。5ナンバー幅に近いミニバンから乗り換える場合、すれ違いの多い住宅街や、コインパーキングの狭い区画で気を使う場面が増えます。

一方で、着座位置が高く見晴らしが良いため、車両感覚はつかみやすいと感じる人もいます。新型ではパーキングセンサーが追加され、マルチアラウンドモニターのカメラ画質も従来比で約3倍に高められたため、駐車時の周囲確認はしやすくなりました。それでも、自宅、勤務先、よく行く商業施設の駐車場の寸法は、契約前に必ず確認しておきたいポイントです。

背の高さと2007年からの基本設計により、揺れや乗り心地で最新ミニバンとの差を感じることがある

乗り味に関する不満は、短時間の試乗では見落としやすい点です。デリカD:5は2007年発売の現行モデルを改良し続けている車で、ボディの基本構造は登場時から大きく変わっていません。背が高く最低地上高も185mmあるため、カーブや段差でのゆったりした揺れ方は、低床設計の最新ミニバンとは性格が異なります。

価格.comのデリカD:5のクチコミ掲示板では、2026年5月に「デリカ酔い」をテーマにした投稿が立つなど、同乗者の乗り物酔いを気にする声も見られます。全員が感じるわけではありませんが、子どもや高齢の家族を2列目・3列目に乗せる機会が多い家庭は、運転席だけでなく後席に家族を座らせて試乗することをおすすめします。

三菱自動車は、新型ではS-AWCにより直進安定性や操縦性が高まったと説明しています。雨の高速道路や雪道での安心感は改良の効果が出やすい部分ですが、ボディの大きさや重心の高さそのものが変わったわけではない点は理解しておきたいところです。

「ひどい」には、欲しくても買えない受注状況への不満も含まれている

車そのものとは別に、受注状況への不満も「ひどい」という声につながっています。複数の販売店や自動車メディアの情報では、デリカD:5は2026年6月下旬から新規のメーカーオーダーが止まっているとされ、2026年9月に実施された販売店調査では「全国的に受注停止中で在庫車も残っていない」という回答が出ています(三菱の納期一覧・2026年9月販売店調査)。年内の一部改良と受注再開を伝える報道もありますが、2026年10月29日時点で三菱自動車からの公式発表は確認できていません。

2026年1〜6月の新車登録台数は18,130台と報じられており(くるまのニュース)、人気の高さが品薄につながっている面があります。受注再開の見通しと販売店での確認方法は、デリカD:5の納期と受注停止の最新状況で更新しています。今の車の車検や売却時期が迫っていて受注再開まで待てない場合は、デリカD:5を代表車種とするSUVミニバン・4WDクラスを月単位で借りてつなぐ方法もあります。

それでも新型デリカD:5が選ばれるのは、3列スライドドアと本格的な4WDを両立した車がほかにないから

不満点がある一方で、販売が伸び続けている理由もはっきりしています。両側スライドドアの3列シートミニバンでありながら、最低地上高185mmと4WDで未舗装路や雪道に対応できる国産車は、デリカD:5以外にほとんどありません。三菱自動車は2026年4月、2025年度の国内販売台数26,379台が2007年の発売以来の最多だったと発表しています(三菱自動車ニュースリリース)。

新型で加わったS-AWCは、四輪の駆動力と制動力を制御する三菱自動車独自のシステムで、ECO、NORMAL、GRAVEL、SNOWの4つのドライブモードと、下り坂で車速を一定に保つヒルディセントコントロールが組み合わされます。運転支援機能では、衝突被害軽減ブレーキが自転車を検知できるようになったほか、後退時の誤発進抑制、前後のパーキングセンサー、先行車発進通知が追加されました。

比較対象によく挙がるノア・ヴォクシーやセレナにも4WDの設定はありますが、編集部としては、雪道の轍や未舗装のキャンプ場への道を走る余裕はデリカD:5の方が大きいと考えます。アウトランダーのような3列SUVは、スライドドアを持ちません。「家族全員が乗れて、天候や道を選ばずに出かけられる」ことを最優先にする人には、ここまでの不満点を受け入れても選ぶ理由がある車です。

新型デリカD:5で後悔しやすい人と、満足しやすい人の線引き

ここまでの内容を、使い方別に整理します。

使い方・条件判断理由
雪道・未舗装路・キャンプによく行く向いているS-AWCと最低地上高185mmが活きる
7〜8人で長距離を移動する向いている3列シートとディーゼルのトルクに余裕がある
街乗り中心で燃費を最優先したい後悔しやすいハイブリッドミニバンの方が有利
機械式立体駐車場を使っている後悔しやすい全高1,875mmで入らない可能性が高い
後席の家族が車酔いしやすい試乗で要確認背が高く揺れ方が独特
予算を450万円以内に抑えたい見直しが必要新型は最安グレードでも451万円

燃費と取り回しを優先するなら、ハイブリッドのミニバンも比較候補になります。セレナe-POWERで後悔しやすいポイントもあわせて読むと、デリカD:5との性格の違いが分かりやすくなります。車選び全般で後悔しやすいパターンは、買って後悔しやすい車のタイプと見極め方で整理しています。

契約前に確認したいのは、駐車場の寸法、家族を乗せた試乗、見積もりの総額の3つ

「ひどい」という評判で迷っている場合は、次の3点を確認すると自分に合うかどうかを判断しやすくなります。

  • 自宅、勤務先、よく行く商業施設の駐車場に、全高1,875mm・全幅1,815mmの車が入るか
  • 2列目と3列目に家族を乗せ、市街地と高速道路をそれぞれ走って揺れや騒音を確かめる
  • 希望グレードにオプションと諸費用を含めた支払総額と、納車時期の見込みを販売店で確認する

試乗は運転席だけで終わらせず、普段いちばん長く乗る人が座る席で確かめることが大切です。また、30分程度の試乗では分かりにくい、毎日の駐車や狭い道でのすれ違い、荷物の積み降ろしといった使い勝手は、実際に数週間使ってみるとはっきりします。

新型デリカD:5の評判についてよくある質問

新型デリカD:5はフルモデルチェンジしたのですか。

いいえ、2026年1月に発売されたのは2007年登場の現行デリカD:5の大幅改良モデルで、フルモデルチェンジではありません。2019年に続く2回目の大幅改良で、外観、メーター、4WD制御、運転支援機能が変更されました。次期型について、2026年10月29日時点で三菱自動車の公式発表はありません。

新型と旧型のデリカD:5はどこで見分けられますか。

最も分かりやすいのは、ボディ側面の黒いホイールアーチモールと、リヤゲートの「DELICA」ロゴの位置です。新型はロゴが左右のテールランプをつなぐガーニッシュの中に移り、フロントグリルとバンパーもメッキの少ない黒基調のデザインになっています。中古車を探す場合は、年式とあわせてドライブモードの切り替えダイヤルがあるかを確認すると確実です。

新型デリカD:5の実際の燃費はどれくらいですか。

メーカーが公表しているのはWLTCモード12.9km/Lで、市街地モード10.1km/L、高速道路モード14.7km/Lです。実際の燃費は走り方や季節で大きく変わり、渋滞や短距離走行が多いと市街地モードに近く、高速道路の巡航が多いと高速道路モードに近い数字になりやすい傾向があります。

デリカD:5は立体駐車場に入りますか。

全高が1,875mmあるため、高さ制限が1,550mm前後の機械式立体駐車場にはほぼ入りません。自走式の立体駐車場やハイルーフ対応の区画であれば入れる場合がありますが、高さ・幅・重量の制限を事前に確認してください。

結局、新型デリカD:5は燃費や取り回しより「天候や道を選ばない安心」を優先する人に向いている

新型デリカD:5が「ひどい」と言われる理由は、価格、燃費、サイズ、乗り味、デザインといった、一般的なミニバンと比べたときの割り切りが中心です。欠陥や品質問題を指す評判ではなく、2026年1月の大幅改良で走行性能と安全装備はむしろ強化されています。雪道やアウトドア、7〜8人での長距離移動を重視する人には代わりの少ない車ですが、街乗り中心で燃費や駐車のしやすさを優先する人は、ハイブリッドミニバンも含めて比べた方が後悔は少なくなります。

受注再開を待っている間に今の車を手放す予定がある人や、購入前にデリカD:5クラスの大きさを日常生活で確かめたい人には、月単位で借りられる長期レンタカーも選択肢になります。マンスリーゴーのSUVミニバン・4WDクラスはデリカD:5を代表車種とするクラスで、2026年10月29日時点の料金は1週間(7日)税込40,810円、1ヶ月(30日)税込125,400円です。料金には任意保険と貸出中のメンテナンスが含まれ、カーリースのような与信審査は原則不要で、契約はオンラインで完結します。

車両はクラス単位での手配となるため、年式や仕様は指定できず、新型の大幅改良モデルが届くとは限りません。走行距離は30日で3,000kmまで(超過は1kmあたり税込22円)で、自損事故による損害は保険・免責補償の対象外です。ご利用は23歳以上かつ免許取得から3年以上の方が対象で、配車・引取の料金や対応可否はエリアによって異なります。保険・補償の内容と配車・引取の条件をご確認のうえ、空車状況はLINEでお気軽にご相談ください。

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