どうせレンタカーを借りるなら、格安レンタカー会社から借りた方がお得だと考える人は多いでしょう。
実際、通常のレンタカーでは1日平均8,000円程が相場となっていますが、格安レンタカーだと3,000円程度で借りられる場合もあります。
しかし、格安レンタカーには大きな「落とし穴」があり、価格だけを見ていては、後々大きな損となる可能性もあるのです。
そこで本記事では、格安レンタカーの落とし穴について紹介し、注意点や対策方法を徹底解説します。
格安レンタカーで車を借りるか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
格安レンタカーのよくある「落とし穴」
まずは、格安レンタカーのよくある「落とし穴」について、以下3点解説していきます。
- 基本料金以外に追加料金がかかる
- 保険や補償内容が不十分な場合がある
- 車両の状態や清掃が行き届いていない
それぞれ詳しくみていきましょう。
基本料金以外に追加料金がかかる
格安のレンタカーは、基本料金以外に追加費用がかかるケースが多い傾向にあります。
具体的には、以下のような追加費用がかかる可能性があるでしょう。
- オプションの追加費用
- 免責補償などの補償費用
- ハイシーズン上乗せ料金
- 距離制限の追加費用
- 時間超過の追加費用
それぞれ簡単に解説していきましょう。
オプションの追加費用
一般的なレンタカーには、カーナビなどのオプションが用意されています。
中には無料でついてくるオプションもあり、快適なドライブに重要なこともあるでしょう。
しかし格安レンタカーの場合、他店舗で無料のオプションが有料であることが多いです。
免責補償などの補償費用
免責補償などの、補償に加入する費用も基本料金とは別なことが多いです。
補償への加入は任意ですが、以下2つの補償は加入しておいた方がいいと言えます。
免責補償制度(CDW) | 事故などで発生した保険の免責費用を免除できるオプション |
---|---|
NOC補償(ECO) | 車の破損などで営業ができない場合にでた営業上の損害費用を免除できるオプション |
もしもの際に大きな出費を免除できるので、加入をおすすめします。
ハイシーズン上乗せ料金
レンタル業界には、ハイシーズンと呼ばれる期間があります。
いわゆる繁忙期のことで、具体的には以下のような期間が当てはまります。
- ゴールデンウイーク
- シルバーウィーク
- お盆休み
- 年始年末
- 観光シーズンなど
繁忙期には、レンタル価格が通常価格より上乗せされることが多いです。
値上げ額はレンタル会社により異なりますので、レンタル前に必ず確認をしましょう。
距離制限の追加費用
レンタカーのプランによっては、距離制限が設けられている場合があります。
距離制限は名前のとおり、レンタル中の走行距離を制限するプランのことです。
ただし距離制限を超えると即返却ではなく、超過距離により追加費用が発生します。
追加費用は、1㎞の超過で数十円程が一般的です。
時間超過での追加費用
レンタカーは、返却時間を過ぎてしまうと、違約金や延滞料金が発生します。
延滞料金の相場としては、1時間ごとに800〜1,500円程です。
保険や補償内容が不十分な場合がある
格安のレンタカーは、保険や補償内容が不十分である場合が多いです。
一般的な保険内容は以下のとおりとなります。
保険内容 | 補償金額(業者により異なる) |
---|---|
対物補償 | 5,000万円~無制限 |
対人補償 | 5,000万円~無制限 |
人身傷害補償 | 3,000万円~無制限 |
車両補償 | 時価額 |
格安レンタカーも同様の保険に加入が義務付けられていますが、問題は補償金額です。
補償金額はレンタル会社により異なりますが、補償金額を超えた損害は自己負担となります。
理想は補償金額が無制限の保険ですが、格安レンタカーの場合だと手厚くない場合が多いです。
車両の状態や清掃が行き届いていない
格安レンタカーは、多くの場合年季の入った中古車が支給されます。
そのため経年劣化があったり、会社によっては清掃が行き届いていないことも。
- 担当者と一緒に傷や凹み・車内の汚れを確認する
- 各角度から車体を撮影し証拠として保存しておく
後のトラブルを回避するためにも、上記2点は必ず行っておいてください。
格安レンタカーで注意すべきポイント
続いて、格安レンタカーで注意すべきポイントを以下3点解説していきます。
- 料金の内訳をしっかり確認する
- 保険・補償内容を把握しておく
- 車両の状態やメンテナンス状況を確認する
それぞれ詳しくみていきましょう。
料金の内訳をしっかり確認する
格安レンタカーの場合、料金の内訳をしっかり確認しておくことが重要です。
具体的には、以下の点について確認しておくようにしましょう。
- 税込み表示であるか
- 含まれているオプションには何があるか
まず、レンタカーの基本料金が税込み表示であるかを確認しましょう。
ほとんどの会社は税込みなのですが、稀に税抜きで小さく税込みを表示しているところがあります。
確認しないと思わぬ出費になるので、税込みであるかは必ず確認しましょう。
また、含まれているオプションに何があるかも確認することが重要です。
当たり前についていると思っているものが、実は有料だったということも多いので確認しましょう。
保険・補償内容を把握しておく
格安レンタカーを借りる際は、保険・補償内容にどのようなものがあるか把握しましょう。
格安レンタカーは、保険の補償金額が少なかったり、補填が含まれなかったりします。
事前に確認をしておかないと、トラブルの際に思わぬ金額を請求されることも。
そして、補償オプションも基本料金に含まれていないことがほとんどです。
具体的な補償としては、以下が挙げられます。
免責補償制度(CDW) | 事故などで発生した保険の免責費用を免除できるオプション |
---|---|
NOC補償(ECO) | 車の破損などで営業ができない場合にでた営業上の損害費用を免除できるオプション |
上記の補償が基本料金に含まれない場合は、できる限り加入しておきましょう。
車両の状態やトラブル時の対応方法を確認する
レンタカーを受け取る際は、車両の状態やトラブル時の対応方法を確認しておきましょう。
具体的なトラブルの状況としては、大きく分けて以下の2つの状況に分けられるでしょう。
- 人身事故を起こした場合
- 破損・自損事故を起こした場合(怪我人なし)
人身事故を起こしてしまった場合の対応方法は以下のとおりです。
- 救急車を呼ぶ(119番)
- 警察を呼ぶ(110番)
- レンタカー会社に連絡
- 必要があれば保険会社に連絡
人身事故を起こしたら、何よりもまず怪我人の救護に当たります。
怪我人を安全なところに移動したら救急車を呼び、その後に警察に連絡してください。
最後にレンタカー会社に連絡し事情を話した後、指示に従い行動します。
破損・自損事故で怪我人がいない場合の対応方法は以下のとおりです。
- 警察に連絡する
- レンタカー会社に連絡する
- 必要があれば保険会社に連絡する
まずは周囲の安全を確認し、警察に連絡をしましょう。
その後にレンタカー会社に連絡をし、必要があれば保険会社に連絡を入れてください。
そして警察から「交通事故証明書」を発行してもらってください。
この交通事故証明書がないと、保険が適用できないため全ての費用が自己負担になります。
軽い事故であっても必ず警察に連絡し、交通事故証明書を発行してもらいましょう。
格安レンタカーでありがちなトラブル事例
続いて、格安レンタカーでありがちなトラブル事例を以下2点解説していきます。
- 事例1. 車両の故障やトラブルが発生
- 事例2. 保険未加入で高額な修理費を請求された
それぞれ詳しくみていきましょう。
事例1. 車両の故障やトラブルが発生
格安レンタカーの車は、年季が入っていたりメンテナンスが不十分であることが多いです。
場合によっては、走行不能になるほどの故障が起こることもあるでしょう。
車両の故障が発生した場合、まずはレンタカー会社に連絡してください。
そしてレンタカー会社からの指示どおりに行動するようにしましょう。
事故に発展してしまった場合には、警察や救急車への連絡も忘れずに行ってください。
事例2. 補償未加入で高額な修理費を請求された
レンタカーを借りる際は、必ず以下の保険に加入することになります。
- 対物補償
- 対人補償
- 人身傷害補償
- 車両補償
しかし、任意加入できる補償が2つあります、具体的には以下のとおりです。
免責補償制度(CDW) | 事故などで発生した保険の免責費用を免除できるオプション |
---|---|
NOC補償(ECO) | 車の破損などで営業ができない場合にでた営業上の損害費用を免除できるオプション |
上記の補償は必ず加入する必要はありませんが、トラブル時の保険の補償費用が全額負担となります。
具体的には、免責費用が最大20万円、NOC補償が最大5万円。
もちろん事故や破損を起こさなければいい話ですが、トラブルは急に起こるものです。
それぞれの加入金額は、1日当たり500〜2,000円程が相場です。
任意ではありますが、リスク回避のためにも、加入しておくことをおすすめします。
格安レンタカーの「落とし穴」を回避するための対策
続いて、格安レンタカーの「落とし穴」を回避するための対策を以下3点解説します。
- 信頼できるレンタカー会社を選ぶ
- 予約時にすべての条件と費用を確認する
- 自分の利用に合った保険や補償を付ける
それぞれ詳しくみていきましょう。
信頼できるレンタカー会社を選ぶ
格安レンタカーの落とし穴を回避するなら、信頼できるレンタカー会社を選ぶのが良いでしょう。
具体的には、口コミや評判を確認することが挙げられます。
口コミや評判には、利用者の生の声が掲載されるため、信頼できるかの判断が可能。
名前をよく聞く有名な会社でも、実態は悪質であることも稀にあります。
格安レンタカーの落とし穴を回避するなら、口コミや評判を参考にして選びましょう。
予約時にすべての条件と費用を確認する
落とし穴を回避するためには、予約時に条件・費用を必ず確認することが必要です。
格安レンタカーは、何かを削って安くしていることが多い傾向にあります。
したがって、多店舗のレンタカー会社が基本料金に入れるオプションがないことも多いです。
そのため、契約内容は必ず確認する必要があります。
具体的には、以下の点を必ず確認しておくようにしましょう。
- 契約条件の確認
- オプションには何が入っているか
- 料金は税込みか
- 補償は基本プランに入っているか
落とし穴を回避するためにも、不明な点は必ず確認してから契約を進めましょう。
自分の利用に合った補償を付ける
レンタカーの落とし穴を回避するなら、自分の利用に合った補償を付けることが重要です。
しかし、あくまでも任意ですので、つけないという選択肢ももちろんあります。
また、レンタカーの使い道やレンタル期間によってもつけるべきかは変わります。
例えば、軽トラを借りて短距離間で荷物を移動するだけなら、そこまでリスクはありません。
利用方法によって、臨機応変に対応してください。
まとめ:格安レンタカーは追加料金や保険内容を把握して口コミや評価も加味して契約しよう!
格安レンタカーは、安く車をレンタルできるのが利点です。
しかし、安さの裏にはさまざまな理由があります。
したがって、契約前に追加料金や保険内容・世間からの評価を確認する必要があるのです。
格安レンタカーの利用で損をしないよう、契約内容は必ず把握するようにしてください。